カーニバル
クイーン04として募集をされた時、彼女はあまり注目されていませんでした。ような気がします。
それでも時間が経つうちに満口になりました。ような気がします。(あまり覚えてない)
馴致が始まり、癇性の強いところを見せ始めた時、ノビアの馴致時がそうだったようにスタッフの方に迷惑をかけなければいいと思ったものです。
当初乗り始めた時はごく普通の馬で、10月、11月と続けて牧場を訪れたのですが、10月の時はまぁまぁ、11月の時は少し良くなってきたとのコメントでした。
そのころ、担当がKさんからAさんに替わり、Aさんのコメントがすごかった(笑)
「
背中がものすごく柔らかいし、この馬は走ります。縦列で後ろにつけても決して引っかかったりしないし、縦列の最後に横並びにさせるとすっと伸びるし、こんなに扱いやすくて能力がある馬はそうそういませんよ。」
この時期にこんなコメントがもらえるなんていうのは会員に対するお世辞を80%とみても嬉しいものですね。
ところが、それが牧場を訪れた会員向けの
リップサービスじゃないということがその後にわかります。公式HPに書かれる近況が毎週毎週良くなっていきました。挙句には牧場を訪れた他の調教師が「この馬いいね、自分が欲しいぐらいだ」なんていったコメントも出るようになりました。
そこまで書かれちゃったら会員としては舞い上がらないわけにはいかず、どれぐらい活躍してくれるのか楽しみでなりませんでした。
ただ、Aさん曰く、「スタートは決して早い方ではなく、後半にぐんぐんスピードを上げてくるタイプなので、これだけ坂路で動くということはダート馬かも知れないということも総合すると、中距離向きのダート馬ですかね。」
そしてびっくりすることに2歳馬のトップを切って入厩することに。ダートの中距離ということであれば、そんな時期に入厩してもレースが無いじゃん。仕上がっちゃったから入れるってことなのかなと思っていました。そのへんのところの真相は定かではありませんが、まぁ早い時期にレースを経験して適性が合わなくても時間はあるから大丈夫かって思っていました。
気になるのは入厩後の厩舎での評価ですが、これがまた日に日に悪くなる(笑)悪くなるといっても悪いわけではなくて、日に日に普通の馬になっていくと言ったのが正しいでしょうか。
競馬ブックなどでの評価で、小柄な牝馬だから仕上がりは早そう。って・・・・小柄ってなんだよ。牧場で常に500キロ近くあったのに小柄なわけないだろ、アンタ馬を間違ってるんじゃないの?って思ってましたが、その後のGalopでのコメントでも小柄とか書かれて、牧場での500キロってなんだったんだろうと。
でも、どんどん普通の馬になっていくバイレを感じて少々不安を感じていたものでした。
デビュー戦は当初2日目の芝1200mを予定していました。ところがそこにはヴェロナという
クラシックを意識した牝馬がいるために初日の芝1000mに変更しました。しかし、そこにもペローラという仕上り、適性ともにかけ離れた馬がいました。それでも僕はデビュー戦ぐらいは見に行こうと決め
福島まで行ってきました。
問題の馬体重ですが、やはり450そこそこで牧場の500キロはどうしたんだろうと。牧場でだって相当追いこんでいたはずなのに。
スタートが不安、芝適性が不安、距離が全然合わないなど、不安なことの方が多かったのにデビュー戦は無難にこなしてくれました。スタートはポンと出たし芝での走りもそこそこは軽快でした。距離適性に関してはやはり全然合いませんでした。4
コーナーで行こうとしたときにはもたもたしてペローラにあっという間に突き放されました。でも3着というのは充分に健闘した結果だと思います。
レースの翌週、ビッグレッド
ツアーがあり真歌でAさんと話をする機会がありました。
Aさん:「いやぁ、バイレのことはいろんな人に吹いちゃったから走ってくれないと困りますよ。」
私:「でも距離が合わなかったから充分善戦ですよね。桜花賞が楽しみですね(笑)」
Aさん:「僕は桜花賞よりオークス向きなんじゃないかと思うんですよね。」
私:「えーー!!そこまで長くないでしょ。そんなに長いところ大丈夫ですか?」
Aさん:「なんとなくそんな感じがするんですよね。」
こりゃますます期待がかかっちゃいます(笑)
中2週で順当勝ちはしましたが、ゴール前ギリギリでした。
あれはやはり距離があと400mは欲しかったという適性の違いという意味で捉えたいと思っているので、次にどのレースを使うかはわかりませんが、順調に行って欲しいと願っています。